2018-05-05 21:56
今日は大腿骨頭壊死についてです。
俳優の坂口憲二さんが大腿骨頭壊死症のため、無期限休養に入ることを発表したことは記憶に新しい。歌手の故・美空ひばりさんが晩年患っていた病気としても知られるこの病気、先日堀ちえみさんが2015年頃にこの病気にかかっていたことを告白しています。
大腿骨頭壊死症とは、股関節とつながっている太ももの骨の一部が壊死する病気で、日本で新たに大腿骨頭壊死症を発症する人の数は年間2000~3000人。発症年齢は働き盛りといわれる30~50代が多く、新規の患者さんは男性が女性の1.8倍という統計があります。
大腿骨頭壊死症になると丸みのある骨頭部が壊死、つまり一部の組織が死滅し、その部分が壊れて変形します。壊死した部分が大きくなると体重を支え切れなくなり、股関節に大きな負担がかかって骨頭がつぶれてしまいます。こうした状態を、股関節の「陥没変形」といいます。
大腿骨頭壊死症では、足の付け根に痛みが起こりますが、こうした自覚症状はすぐには現れず、病気が発生してから痛みを感じるまでに数か月、場合によっては数年のタイムラグがあることは少なくありません。
直接の要因は、大腿骨頭部への血流の悪化でが、
特発性大腿骨頭壊死症は特定疾患に指定される難病で原因は不明なのです。
治療法としてはまず「保存療法」です。
骨頭が大きく潰れる可能性が低い患者さんに対しては、激しいスポーツなどを控えて患部の安静を保つように指導します。安静にして2~3週間で痛みが軽減する人が少なくありません。そのまま壊死が進行しなければ、それ以上の治療は行わないこともあります。
股関節の痛みを強く訴える患者さんには、日常生活に支障をきたさないように、痛み止めを処方して「薬物治療」を行います。
壊死が進行したり、そのままでは立ったり歩いたりできなくなる場合は、「外科手術」を行うことになります。
「骨切り術」といって、大腿骨頭の壊死した部分に体重がかからないように、大腿骨を切って移動します。
壊死が広範囲にわたり、安静時でも強烈な痛みが続き、歩行が困難になってきた重症の患者さんには、最終的に「人工股関節置換術」を行います。これは潰れた骨頭の代わりに人工関節で置き換える手術です。股関節という人間の体の中では非常に大きい関節の手術なので、3週間以上の入院を余儀なくされることもあります。
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