手首痛とは、手首の部分に感じる痛みのことを言います。日常生活の中で物を持つ、パソコンを使う、スポーツをするなど、手首はよく動かす部分なので、痛みが出るととても不便です。手首の痛みは軽いものから重いものまでさまざまで、原因も様々です。例えば、使い過ぎによる疲労や腱の炎症、けがや関節の病気などがあります。
手首はたくさんの骨や関節、筋肉、腱(けん)、靭帯(じんたい)、神経などが集まってできています。手のひらと腕をつなぐ重要な部分で、手を動かしたり物をつかんだりする動きを支えています。
手首の骨は8つあり、それらが複雑に組み合わさって自由な動きを可能にしています。筋肉や腱は手首を動かすための力を生み出し、靭帯は骨同士をつなぎ合わせて安定させています。神経は感覚や動きを手に伝える役割があります。
手首が痛くなる原因はさまざまですが、大きく分けると「使いすぎ」と「けが・病気」の2つに分けられます。 使いすぎによる痛みは、同じ動作を繰り返したり、重いものを長時間持ったりすることで、腱や関節に負担がかかり炎症が起きることがあります。例えば、パソコン作業やスマートフォンの使いすぎ、スポーツなどが原因です。
けがや病気による痛みは、手首の骨折や靭帯損傷、関節リウマチのような関節の病気などが原因です。これらは放っておくと悪化することもあるので、注意が必要です。
手首痛が続く場合は自己判断せず、医療機関で診察を受けることをおすすめします。
筋肉や腱の緊張をほぐし、血流を改善することで、痛みの軽減と回復を促します。痛みの原因となっている筋肉の硬さを丁寧にほぐしていきます。
鍼灸により炎症を抑え、血行を促進することで自然治癒力を高めます。痛みのある部分だけでなく、関連する筋肉にもアプローチします。
痛みの軽減や組織修復を目的に、電気刺激や超音波を用いて治療を行います。筋肉の緊張緩和にも効果的です。
日常生活での腕の使い方や動作の見直し、症状に合わせたストレッチや筋力トレーニングの指導を行い、再発予防をサポートします。
痛みの度合いや症状の経過によって、治療プランを柔軟に調整いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。